6月19日 テスト釣行

前回のテストから早一か月が経過、なんとか行ける時間ができたので早朝から昼までテストに行ってきました。

 

今回は『クランクをウッドカバーに突っ込んで釣りたい病』が発症していたので、近所にある小規模な野池に行ってきました。

 

ここは春先のそれもかなり早い時期に立ち寄って以来で、ここ数か月の釣行数もかなり少ないので、5:30にスタートしてしばらくはリハビリのつもりで色々なクランクを投げておりました。

 

が、まったくなんにもカスリもしません(笑)

 

しばらくしてようやく『あー・・・、もうアフターになってしまったのね』と気づいた次第です。

 

毎年のことながら、この時期の釣れなさには難儀させられますが、この状況をなんとかできるクランクを作るヒントを見つけたい、というのと『小さい池でもシャローがある程度広いから、居さえすればなんとかなるでしょ』という真面目に考えてるんだかいないんだか、といったかんじで奥のシャローへ進んでいきました。

 

元々プレッシャーが掛かりやすい池なので、基本的に上のレンジから順に落としていくのですが、急深なエリアでは最初からFL62DRも使っていました。

 

それでも出てこないあたり、よほど動きたくないのだろうと思いましたが、小バスまで出てこないのは先週から今週にかけて断続的に降った雨の所為かもしれません。

 

スタートから10分で試作品のテストしてる場合じゃないわと、いろんなことを試していましたが、それでも完全にテストを放り投げる気にはならず、せめてカラーテストだけでもと、完成して以来一度も投げずにタックルボックスの中に入れてあったHP502の実験用カラーをメインにしていました。

 

フェイスブックの某コミュニティで誰かがアップしたクランクの写真を見て、これは是非塗ってみたいと思ったカラーです。

丸コピーは好きではないので、自分好みにアレンジしてあります。

 

このクランクを投げていたのですが、シャローエリアに入ったあたりでようやく反応がありました。

 

ピックアップ寸前のバイトでしたが、外れ方があっけなく、『あれ?なんか感触が違う?』というところから前述の『あー・・・、もうアフターなのね』になったわけですが、この直後に高密度のウッドカバーの中に入れて、バス自身のタイミングで食わせてもダメで計3連発でミスバイトです。

 

ロッドを1ランク柔らかいものに替えるべきところですが、掛けた後カバーから出すのに面倒なことになりそうなので、カバーエリアではこのままでいこうと。

 

シャローエリアの最奥部まで進んで、流れ込みのように細くなった部分、入り口から奥までレイダウンが折り重なっており、奥に向かって通せるラインが1本だけというポイントです。

 

離れた場所からでもこのあたりだけは魚が動いているのが見えていたので、ここを外したらもう終わりです(笑)

 

普段なら手前から奥へと順に刻んでいくところですが、一回でもミスしたら終わりそうなのでいきなり核心部に入れると出てきました。

 

まだ痩せていますが、エサは食えているかんじの48㎝

  

5㎝クラスのクランクにこのサイズのバスならさすがにしっかりフックアップします。

 

釣った場所が水深30㎝ほどだったので、背中で水面を切りながらクランクを追いかけてくるところは久々にドキドキしました。

 

1匹釣っただけでは判断できませんが、クランクのカラーも悪くはなさそうです。

 

水の色がタンニン系の赤茶で、それとの相性が良いと言えないかもしれないので、いろんな場所で使ってみる必要があります。

 

やれひと安心と、周囲を見て見ると今まで全くと言ってよいほど見かけなかった小バスやブルーギルが泳いでいます。

 

太陽が出てきてようやく動き始めたようです。

 

これで多少はマシになるかもと、隣の小ワンドへ移動。

 

HP502のカラーをキャンディグリーンクローに変更。

 

時期的に反応する個体は少ないでしょうが、この池で突出して釣れるカラーです。

 

小ワンドの入り口、小カバーからでたところで

30クラスですが、めちゃくちゃに走り回ってくれました。 

 

ここでふと思ったのですが、先ほどまであれほどミスバイトが続いてたのに急にガッチリ食ってくるのはどうなんだと。

 

例年のこの時期は、回復の早い良型が掛かりはするもののバラシを連発して、小バスはしばらく釣れない状態になるのが常で、ミスバイト連発の状態が途中でいきなりガッチリ食いだすというのは経験上なかったことです。

 

レンジを下げて釣れるかもチェックしておこうと、FL62DR(スカンクスプラッター)を投げていると

これもしっかり掛かっています。

 

バイト数が少ないので微妙ですが、間違いなく良い方向に変化しています。

 

ここで1周目終了、次の周では要所だけを見ることに。

 

結果、2か所ある最奥部の両方に動ける魚が集中しており、他の場所は朝とほぼ変化無し。

 

もう一方の最奥で良型を発見しましたが、ネストを守っているような動きに見えたのでそっとしておくことにして池を移動です。

 

次は第一実験場です(笑)

 

そろそろウィードが生えてきているだろうと、これも対ウィードのクランキングのリハビリのつもりで行きましたが、こちらもヒシモのマットの中に集まっている魚は元気でたくさん居るようですが、それ以外の場所がさっぱりです(笑)

 

軽く外周を流した後、池の真ん中でウィードクランキングのリハビリ開始です。

 

ある程度釣れてくれると嬉しいのですが、もうホントに動きたくないようで、釣れたのはルアーのサイズに合わないこれ1匹だけ

 

イイのが来たか?と喜んだんですが(笑)

 

この後、おまけ的にSW70で


昼から雨という予報でしたが、そんな気配も無く、急に降ってきても困るのでここで終了です。

 

毎年、アフター対策を考えてはいますが、未だにどこをどうすればという状態です。

 

釣ってはいますが、これはもう製作者の意地だけというものです(笑)

 

短期間ではありますが、この食わない時期にバスが喜んで食ってくれるクランクとはどんなものでしょうか。

 

ピンポイントすぎて非常に検証しにくいところですが、考えることは続けたいと思います。

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b

I工房

野池から琵琶湖、トーナメントで使える高性能なクランクベイトを目指して作っています。 ここでいつでも在庫を見られるようにと思い、HPを作りました。 バルサ製のハンドメイドクランクというと敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたいと思います。

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