6月30日 Tさんのお誘いで湖北へ

2日ほど経ちましたが、6月末日、Facebookのとあるコミュニティで縁ができたTさんにお誘いいただき、琵琶湖・湖北へと行ってきました。

 

ひと月ほど前に大雨の中、南湖東岸に行きはしましたが湖北でボートとなるともう6~7年は行ってなかったと思います。

 

当日は天気が悪く、いつ荒れて中断になるかわかりませんが・・・ということでしたが、中断になったらどこかでゆっくりお話ししましょうか、ということにしていざ雨の湖北へ。

  

現場に着いてみると思いの外荒れておらず、最初にメインになる場所へ行ってしまいましょうと、少しウィードが生えたダイビングクランク向けのスポットに向かいました。

 

Tさんの経験から、回遊しているバスが入っていればここらへんで出るはず、と投げ始めると小バスのバイトが出始めてすぐにダイビングクランクで50オーバーをキャッチしておられました。

 

その数分後、私も試作品CATHERINE75SL-DDRで42㎝をキャッチ。


テストカラーの南湖シークレット・スプラッターです。

 

この時点でお互い気づいていましたが、クランクの使い方が随分違っておりました。

 

リトリーブスピードの差から手数が倍以上に違い、Tさんは広範囲をスピーディーに探って時間を有効に使いつつ、グッドサイズを狙えるクランクによるサーチの見本みたいな方法に対し、私は(この辺りのバスのコンディションや癖がわからないので)ウィードに接触したらとにかくクランクが動く最低の速度で誘いを入れて、を繰り返すいつもの南湖丸出しな方法でした。

 

これは2人とも釣っているので、どちらが正しいというものではないと思いますが、それぞれの経験や理論があるので『あ、今食った』という一言でどちらかにシフトすれば可能性が上がるというものです。

 

釣りながらいろんなお話も聞かせていただきました。

 

クランクとそれに纏わる歴史的なことはもちろん、釣り以外のことも『この人どこでこれだけの知識を得るんだろうか』と思うほどでした。

 

以前、結構な時間お話させていただいた時も思いましたが、研究熱心というか、驚くほどの博識ぶりで、『今のお話のここ、もうちょっと教えてください』と聞きたくなる方です。

 

さて、何度も天気が崩れてはギリギリで持ち直すのを繰り返し、そのたびに移動しながらサイズは下がったもののTさんは何度も掛けておられます。

 

私は水深に合わせて、試作品や試作カラーを投げておりました。

 


これは試作品CATHERIEN75SL-DDR (グリーンシャッド/マスタード)で35㎝ぐらい。



これはCATHERINE75HT-DRの実験カラー・黒金#2スプラッターでちっちゃいの。

 

なんかスプラッターバックなカラーリングばっかりです(笑)

 

個人的にスプラッター系のカラーリングがカッコイイと思うのもありますが、背中の色の面積比を野暮ったくならないように変えたり、下の模様を曖昧にしながら更に模様を増やしてより生き物っぽい表現にするのに向いていると思います。

 

初めてスタンダードな白黒スプラッターバックを見たときはピンと来なかったのですが、写真をじいーっと眺めてる内にアレにこんなかんじで乗せてみたらどうかな・・・と思い始めたところで、あるアメリカのハンドメイドクランクの写真を見て『こんなカッコよくて釣れそうなカラーリングにできるのか』と、感動して今ではすっかりお気に入りの手法になっています。

 

脱線しましたが、後半でTさんに私のクランクを自由に使っていただくという時間もありました。

 

入りなおしたスポットで、残念ながらバレてしまいましたが、Tさんの投げるCATHERINE75SL-DDR (パープルバックチャートタイガー)に40㎝ほどのバスが食ってきました。

 

その後も思いつく限りのモデルを試していただき、おそらく『こんなかんじ』というものは掴んでいただけたのではないかと。

 

今回、久々の丸一日琵琶湖釣行を楽しませていただきました。

 

SNS上では何度かお話してはおりましたが、実際にお会いしてお話したのは一度だけという私のような者をお誘いいただき、この場を借りてお礼申し上げます。

 

また、今回のプランも私がクランクしか使わないということで、クランク向けのスポットをメインに回っていただいたり、小規模なエリアでは違うタイプのルアーを使われるなど、恐縮してしまうほどのご配慮をいただき、人を自分のボートに乗せること、乗せた以上は楽しんでもらえるようにするというのはこういうことなんだろうなと思った次第です。

 

Tさん、ありがとうございました。

機会がございましたら、また是非。

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b



 


 


I工房

野池から琵琶湖、トーナメントで使える高性能なクランクベイトを目指して作っています。 ここでいつでも在庫を見られるようにと思い、HPを作りました。 バルサ製のハンドメイドクランクというと敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたいと思います。

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