最近のテスト、というか趣味ならば刺激がないとイカンのでたまには探検です

また暫く経ってしまいましたが、時々テストに出ていましたのでそれについて書こうと思います。

 

そろそろ時期的にも良くなってきたので、どこに行っても楽しめるようになりましたが、毎回同じ場所や近所というのも飽きてくるので、ここ何回かは普段行かないエリアに行ったり、そこでいろんなお店に入っていろんなものを見る、といったことをしていました。

 

作ったクランクの性能を調べるにあたって、季節やコンディションによるバスの行動をよく知ったホームとも言うべき野池でのテストは非常に大事なもので、得られる情報も他では手に入らないものになりますが、さすがにずっと同じ場所ばかりとなるとルーチンワークになってくるので、クルマで適当に走り出してしばらくしてから行先を決めたり、地図を頼りにちょっとした探検みたいな釣行にしたりしていました。


 

普段行かないような場所に行くと、景色ががらっと変わっていて楽しみが増えたと喜んだり、残念な気持ちになったりもしますが、こういう変化を見るのも大事なんだろうなと思います。

 

道中に史跡なんかも豊富にあるので、気になったところに立ち寄ったりというのも楽しいものです。

 

そういった釣行の中には、けっこうな雨が降るのに勢いで琵琶湖まで走って、雨とリップラップで砕けた波を被りながら一晩中クランクを投げ続けてなぜかライギョが1匹という日もありました(笑)

 

夜中にライギョが釣れるとは思っていなかったので、掛けた瞬間は『よし、少なくとも50㎝は越えたナ』と喜びましたが、魚体を確認してナマズでもないと分かった時には驚きました。

 

よく障害物もない荒れまくったシャローで食ってきたものです(笑)

 

別の日には、いつもなら朝イチには行かない池に早朝からボートを出して、『ここは日が出てからでないとシャローに来ないのか?何で?』と新たな疑問ができたり、SB50よりもHP502の方にバイトが偏るところに『これは変わらないな』と安心したり。

 

写真はあまり撮らなかったのですが、飽きない程度に食ってくるので工夫するのも楽しいです。

 

この日は足元がはっきり見える時間からは今まで一度も行ったことのない池を探す『ちょっと探検』に充てることにしていたので、そこそこの大きさで行ったことのない池に行ってみました。

 

到着してすぐにバスが居るのかを確認すべく周囲の観察です。

 

あ、これは釣りに来てるわ、とボートを出してみました。

 

やっぱり初めての場所というのは気持ちが良いです。

 

調べられることは一度に調べようと魚探も積んでいざスタート。

 

岸際はカバーが豊富で見ているだけでも楽しくなってくるのですが、ブレイクらしいものも無く水中にも障害物がほぼ無いので、個人的には『見た目はすごく釣れそうなのに、実は凄くやり難い』という池でした(笑)

 

ですが、岸際のカバーにさえ入っていればどうにでもできそうなので、レイダウンやベジテーションをできるだけ丁寧に狙っていくと何もないところから出てきてバイト。

 

小さいですが『バスは居る』と確定する大事な1匹です。

 

野池というのは場所(田んぼの真ん中や人通りの多い道の横にあるような池)によっては数年に一度水を抜いて底のゴミを取り除いたりする習慣のあるところもあるので、去年の秋に抜いたばっかり、なんてことも稀にあります。

 

今では廃れてしまいましたが、古くからある池には近隣の集落がそれぞれ管理している池を毎年順繰りに秋の祭り(収穫祭など)の前に水を抜き、底に沈んだ木やゴミなどを浚えるとともに大きく育った鯉などを捕まえ(子供たちの役)お祭りのご馳走として振舞うといった習慣があったと聞くところもあります。

 

なので初めての場所で最初の1匹を釣るまでは、事前情報なしだとわりと半信半疑だったりもします。

 

釣ってみて魚影が薄いと感じたのですっかり油断していたところでHatchetを引っ手繰られました。

 

ロッドがMLでラインがナイロン12ポンドだったのもありますが、走り回るわ突っ込むわ、久しぶりにいいように振り回されてクラッチを切ったらリールがトラブルを起こしてクラッチが戻りません。

 

50㎝台前半ならどうということはないはずですが、魚体を見ると明らかにでかい上にフックがテールのワンポイントしか掛かっていません。

 

これはまずいと思っていると外れました。

フック伸びました。

 

切られなかっただけでも良しとすべきでしょう、と思うことにしましたが、これは勿体ないことをしました。

 

こんなサイズが居るのならFL90でもいけるんじゃないかと、シャンパンタイガーに塗ったものをトゥイッチやジャークして光の反射で誘うことに。

 

レイダウンの下から出てきた35㎝ほどのをバラシましたが、しばらくしてサイズダウンしたもののキャッチ。

 

もう野池でもクランクのサイズをまったく気にせず投げるようになっているので、こういう時には釣果が伸びなくなる原因になったりもします(サイズ狙いすぎ)(笑)

 

一周してみてやはり魚影は薄いと感じましたが、最深部で2.8mと非常に浅く、釣り始めてからずっと池の真ん中で捕食音が聞こえているので、真ん中もやってみるかとモデルをローテーションしてみるとなぜかシャローモデルのHP60にバイト。

 

1匹バラして1匹キャッチでした。

この後、もう一度岸際を見てみましたが、Hatchetで2匹バラシ。

 

この池、バレ率が妙に高いのが気になりますが、本当はルアーが合っていないのを無理やり釣っている状態だったのでしょう。

 

これはまた来なければいけません(笑)

 

さて、釣りはここまでにして珍しく中古の釣り具や楽器、衣類などを売っているお店を覗いてきました。

 

目的は釣り具ではなくギターのエフェクター、あと直せる範囲でジャンク扱いになってるまともなメーカーのギター本体(笑)

 

残念ながらこれだと思うものはありませんでしたが、意外なほどに充実していたのでまた見に来ようと思いました。

 

こういう刺激があると実に楽しいですね。

 

涼しくなってきたら甲賀の忍者屋敷も見に行きたいところです(伊賀の忍者屋敷は3回行きましたが見ごたえあります)。

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b

 


 


I工房

野池から琵琶湖、トーナメントで使える高性能なクランクベイトを目指して作っています。 ここでいつでも在庫を見られるようにと思い、HPを作りました。 バルサ製のハンドメイドクランクというと敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたいと思います。

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