自分用クランクとそれ以外も
完全に自分が釣るためのものと試作カラーなどが一気に増えて、どうしようかと思う今日この頃。
さて、現在 当工房のクランクではない唯一のモデルであるSW70ですが、使用していたプロップがかなり昔のもので、いわゆるデッドストック状態のものであったらしく、問屋さんにもすでに在庫が無いとのことです。
加えて、現在生産しているかどうかも不明で、今後の入手はほぼ不可能に近いそうです。
ですのでしばらくの間、今までのモデルとほぼ変わらない機能と釣果であると思えるプロップを探し、テストをしなければなりません。
たいへん喜んでいただいたモデルでしたので、まったく同じものが作れなくなるのは残念ではありますが、合致するプロップを見つけ次第再生産とさせていただきます。
その一環として、まずは入手しやすいプロップをテストするのと同時にカラーバリエーションのひとつになるかと塗ったのがこれです。
◆SW70 (パーチ)
最初はもっとビンテージ感漂う配色にしようと思ってたんですが、途中から『これこそ背中は黒やろ』とか『目の周りがスカスカやし、エラブタも吹いてしまうか』、『胸鰭入れたら色の重量バランス良くなるナ』等々、『オールドパーチ』とか『ビンテージパーチ』といったネーミングに沿うものになるはずがどんどん現代的になっていってしまいました(笑)
元は
中学生のときに作ったコレ。これを今の自分が塗ったらどうなるか?というのが発端です。
同じところはベースが隠ぺい力の弱いイエローをシースルーで塗ってあるところだけになってしまいました。
おまけにスペース的にきついところにオールドといえばグラスアイ、とばかりにギリギリのサイズで座繰りを入れたので、グラスアイをプラハンで叩きむという無茶をする羽目に。
おかげで反対側のグラスアイが真っ二つに割れてしまいました(笑)
⇧
エポキシのトップコートが浸透しているのでほとんど目立ちませんが
それでも雰囲気自体は気に入っており、これで気持ちよく回るプロップさえ見つかれば、というものです。
◆CATHERINE75HT (ライムタイガー)
こちらは少し遅れて完成予定です。
これは琵琶湖で定番と言われるスピナーベイトの中によく似た配色のものがあり、よく釣れるのだとか。
ならいつか実験できる時にでも、と思い予備ブランクスに塗ったものですが、このシェイプにこのカラーはえらくファンシーな印象になります。
このカラー、実は透明度の高いところで実績があり、特にミノーのような細身のシェイプだとかなりの差が出るほど嵌るときがあります。
昔はこのカラーをミノーのカラーチャートに入れているメーカーもそれなりにあったのですが、最近ではとんと見かけることが無くなりました。
個人的には昔から自作ペンシルベイトやミノーのカラーのひとつとしてよく塗っていたので、これも使うのが楽しみなカラーでもあります。
それでは皆さん良い釣りを(o^-')b
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