2018.12.31 今年もありがとうございました

今年ももう今日一日だけになってしまいました。

 

なんだか年始の記事を書いたのがつい最近の様に感じています。

 

歳を取ると時間の流れが速く感じるようになるとは言いますが、本当なんだなというのと認めたくない気持ちが反目しているような状態です(笑)

 

さて、今年もいろんな人に支えられてなんとか一年を乗り切ることができました。 

 

オーダーをいただきましたユーザー様、各イベントにお越しいただいたお客様には心からの感謝を述べたいと思います。

 

また、来年のイベント等でお会いできることを楽しみにしています。

 

 

翻って、今年は夏の終わりぐらいからテストに行く機会がほぼ無く、一番好きな秋を完全に逃してしまうという自分としてはどうなんだという一年で、現場で見るという大事な部分が置き去りになってしまい、どうにも締まらないところがありました。

 

これは来年だけでなく以後ずっと心に留めておくべきでしょう。

 

それに対して『作る』という点においてはかなり変化があったと感じています。

 

自分用のものを塗るときなどはそれほど神経を使わずに塗ってしまうのですが、それでも細かいところで少しずつ上達しているのが自分でわかります。

 

カラーリングのデザインなどはかなり変わってきていると思います。

 

基本的に好きなことしかしていないので、好みが変わっただけかもしれませんが、今までならしなかったであろうデザイン的思考やそれを再現する技術が備わりつつあると実感しています。

 

これらはすべて釣果に反映できるようにしたいと思います。

 

また、クランキング考察もネタがありますのでいつか書き足したいと思います。

 

感謝と反省のあとは、たまには人間らしく年末年始ぐらい趣味的なことを少しはやろうとしているところなど(笑)

 

HP502 試作カラー『デルタクロー』

ずっと赤、若しくはオレンジ系のクローフィッシュを塗りたかったのですが、先日FL62DRを蛍光オレンジに塗ったあとレッドホットタイガーにしてしまったので、HP502最後の予備ブランクスで塗ることにしました。 

 

デルタクローというとオレンジというよりブラウン系の印象が強いのですが、これを一旦忘れてスキームはデルタクローでオレンジにも赤にも見えてどちらが強い状況でも対応できるようにしました。

 

以前塗ったキャンディ系クロー2種と違って泥臭いかんじにしてみました。

 

今年のプリスポーン期に同船者さんは赤系で釣っているのに私は無意識に水馴染みの良いカラーで釣っていたので、来年こそは『春は赤』のセオリーに乗っかってみようと画策しております(笑)

 

それとかつてのメインリールであったTD-Z103Hの近代化改修です。

この個体は使用していた8台の他に5台の同モデルの部品を組み合わせて、ノーマルでありながらヘビーチューンされた個体と同等の性能になるようにしたものです。

 

あまりに具合がよかったのでほとんど使わずにいたのですが、いつか改修してやろうと考えて4年が経過、今回実行に移すことにしました。

 

この年代のリールはパーツ間のクリアランスがやや大きいので、その辺も少し改善して今の自分の仕事に使えるレベルに仕上げてやろうと考えています。

 

すでにドリルで穴を開けたり一部鏡面仕上げになっていますが、ここから部分的に塗り分けたりしてみるつもりです。

 

また、今時の純正パーツを流用してノーマル感を損なわずに気持ちよく使えるものにしたいと思います。

 

場合によっては内部パーツの加工や単品製作も考えているので、時間を掛けてゆっくり仕上げて、また長く頑張ってもらえればというところです。

 


今年も一年間ありがとうございました。

それでは皆さん良いお歳をお迎えください。

 

I 工房

I工房

野池から琵琶湖、トーナメントで使える高性能なクランクベイトを目指して作っています。 ここでいつでも在庫を見られるようにと思い、HPを作りました。 バルサ製のハンドメイドクランクというと敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたいと思います。

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