6月19日 テスト釣行・メインは試作品SB63MR

17日の日曜日に長良川下流53 PickUP!に参加、毎回、現地での販売をさせていただいておりますが、今回もたくさんお買い上げいただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。

 

有難いことに在庫がかなり減りましたので、オーダー品とともに制作を急がねばと考えております。

 

この2年ほどで、参加させていただくイベントが決まってきましたので、それに向けて、また、突然何かあったときにも対応できるようにしておきたいとも思います。

 

さて、こんなことを考えている時になんですが、本格的に梅雨となり、ここしばらく一日ごとに天気が変わるので、19日(火)に早朝から昼までですがテストに行ってきました。

 

今回もメインは試作品SB63MRです。


 

そこは2回目で、ボートを出すのは初めての場所です。

 

減水するとカバー類がまったく無くなり、地形の変化も乏しく、バスの個体数も定かではありませんが、とにかく行ってみたくなったので、難しいのは百も承知でやってみました。

 

ささ濁りの水面にボートを出して、まずは最奥部まで変化がほとんど無いストレッチをHP502・試作品SB63MR・CATHERINE75HT-DRをローテーションしながら流していきました。

 

このストレッチ、中程にインレット付きの小ワンド、最奥部にインレット付きのシャローフラットがある以外はまったく何にもないところなので、釣れればラッキーぐらいのつもりで時間をかけずに水中の地形を調べるにとどめていました。

 

最奥部のシャローもまさかの魚影無し(笑)

 

さすがに小規模な小バスの群れが居てもおかしくはないだろうと思っていましたが、1匹もいないのでこれはゼロか100の釣りになりそうだと思いました。

 

釣り進みながら捕食音の聞こえた位置を見て、同じような場所に集中しているのに気付いたので、これはもう少しでもアプローチをミスったら終わりだなと。

 

流しながら対岸も見て、2か所だけ雰囲気のあるところがあったので、そこだけは殊更丁寧にチェックです。

 

1か所目、唯一のレイダウンをいろんな角度・水深で試しましたが不発。

 

何度かバスのライズリングが出ていたのですが、とどまっている個体は小バスの1匹も居らず、不思議な感覚でした。

 

本命は2か所目、何ということのないブレイクですが、そのストレッチでは小さな枝や葉が他の場所よりも落ちている狭い区画。

 

それこそミスったらボウズ確定なので、アプローチは細心の注意を払っていました。

 

パドルを上げてノンラトルの試作品CATHERINE75SL-DDRの引き抵抗を利用してボートを進め、ブレイクの最深部よりも更に沖にポジションを取って、2m刻みで試作品SB63MRを静かに入れていきます。

 

これで出ないのならと、ピッチを5mに変更して水中で追っているなら振り向かせる、着水点付近に居るならそれで良しと最後の一投のつもりでキャスト。

 

着水して巻き始めた瞬間にドボォッ!!という音とともに何事かと思うほどの水柱が上がりました。

 

頭の大きさから、サイズを錯覚してしまった53.5㎝です。

 

ほとんどラッキーフィッシュと言っても良いぐらいのバスですが、アプローチを失敗していたらそれこそ逃げていたはずなので、これはしてやったりというかんじでした。

 

クランクを丸呑みにしていたので、血が出てかわいそうなことになってしまいましたが、手早く撮影を済ませて水に戻し、エラに水を通してやると元気に戻っていきました。

 

このまま無事でいてほしいものです。

 

この池は1周した後、もう一度怪しいところだけを再チェックして終了にしました。

 

次は天気も怪しくなってきたので自宅の近所、学生時代によく通っていた場所です。

 

良型が出るかわからない状態ですが、昨年の秋に行って以来なので、どうなっているのかだけでも見ておくつもりで行ってみました。

 

ウィードがどれぐらい広がったかな、と見てみると、昨年よりも濃くなったところと、昨年はいっぱい生えていたのに今年はまだ全然生えていないところがあり、今のままでは狙い撃ちにするのは少し難しい印象でした。

 

それとは逆にバスの個体数はかなり増えているかんじで、HP502やHatchetを投げると1年魚がぶわあっと集まって来てクランクをつついています。

 

水中のクランクが小突き回されてフラフラするのがおかしくて『ナニコレ』と笑ってしまいました。

 

それで掛かってきたのがこんな子です。

ルアーはHP502、カラーはキャンディブラウンクローです。

 

関西の重鎮ビルダーさんに『秋の京都の土産物屋に置いてあったら売れそう』と言われたこのカラー、昨年末あたりに作ったもので、ブラウン系がハマるシチュエーションを調べたいのと、グリーン/ブラウン系クローフィッシュを是非とも塗ってみたいという我欲の産物です(笑)

 

秋の京都の土産物屋さん・・・完成した直後に私も同じことを考えましたとも(笑)

 

こんな配色の箱とか器をどこかで見た気がしますからね(笑)

 

同型の異なるカラーも試しましたが、今回はこれが一番良い反応で、クリアーな水質でもアリなんだと思いました。

 

それと試作品SB63MRですが、この春先からテストを続けてみて、かなり良い結果を出し続けてくれています。

 

今のところ試作品がこれ1個だけなので、マスターとして保管する必要もあり、早急にいくつか作らないといけません。

 

同色はもちろん、チャートベースやあまり使わないカラーも欲しいところです。

 

SRモデルのときはワンシーズンを3色のみで、というかその3個だけで全体のほとんど9割を釣っていましたが、今回はもう少し増やして楽にテストができるようにしたいものです(笑)

 

最近のテストが良型1匹だけというのが多いので、たまには数釣りもしたくなってきましたが、それはまたの機会に、です。

 

うん、いっぱい作っていっぱい釣ろう。

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b



 


I工房

野池から琵琶湖、トーナメントで使える高性能なクランクベイトを目指して作っています。 ここでいつでも在庫を見られるようにと思い、HPを作りました。 バルサ製のハンドメイドクランクというと敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたいと思います。

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