4月8日 甲佐さんとテスト
一昨日に雨が降って、昨日は早朝から強い風が吹き続ける一日でしたが、周囲の人に聞いたところタイミング的にはペアリング直前だそうなので、これを逃すまいと甲佐さんと2人でいつもの野池に行ってきました。
2人とも今回のお題として『赤いクランクで釣って、効果を確かめる』があり(どちらか一人でもOK)、私はそこに試作品HP502MR・SB63MRを場所で使い分け、おそらくバイトの半数が浅いはずなのでこれをどうにかする、というものも付け加えました。
先ずは第一実験場で、水温が上がり始める8時過ぎにスタート。
寒いです。
風プラス気温低下で手袋が欲しいぐらいでした。
風邪を引いてはたまらないので、レインギアを着ることにしました。
水温は15℃まで落ちているので、日向側を温存しておいて日陰になっているストレッチのシャローレンジのみをチェックしていきます。
水深が3mほどある場所なので岸際のカバーに入っていればラッキー、というかんじで居るかいないかだけを見ていましたが、ここには動く個体はいません。
水深が徐々に浅くなって普段はほとんど釣れないワンドの最奥部、試作品SB63MRを目いっぱい奥に放り込んでハンドル1回転後に連続ソフトトゥイッチでミドスト的にホバリングすると後ろから出てきて『ぐりん』と食ってくれました。
2年ほど前の試作品・試作品NL55MRのクローフィッシュをシャローエリアのいかにも居そうな部分を外して、ストラクチャーに着く前のバスが居そうなコースに入れていると、
まず35センチほどのバスをキャッチ。(『まだまだ釣れそうやからコレの写真はええやろ?』とのこと)
それぞれ狙っているのはでっかいメスバスですが、選んでいる場所が正反対みたいなものなので、私が「そこかあ」と思っていると、またすぐに甲佐さんに来ました。
44㎝、どうもカバーの中よりも所謂『一段下』の方が良いみたいです。
で、少し移動したらまたあっという間に(笑)
今度は42㎝、全部が全部メスというわけではないようですが、甲佐さんの狙うコースは実に参考になります。
それと、2人とも赤いルアーの効果を確かめようとは考えていましたが、こんなにはっきり出るとちょっと笑えるものがあります。
いくらフロント側を預けてあっても、自分が同じように釣るとは言えないので後ろから見ていて実に面白いです。
そしてまた少し進んで
今度は46㎝です。
うん、春は赤いルアーというのはセオリーのひとつとして言われ続けるだけのことはありました(笑)
甲佐さんのクランクは、先ほども書きましたが、試作品NL55MRです。
これのクローフィッシュカラーです。
これは現在販売しているHatchetのサイズ違い・レンジ違いとして実験的に作ったもので、リップの長さのわりに潜行深度は意外に浅く、1.2mほど。
カバー回避性能が良好なモデルです。
今のところ手を加えずに置いてありますが、もう一回、きちんと1.5mぐらいを刺せるように作っても良いかもしれません。
そして第2実験場へ。
風が更に強くなり、ボートのポジションも取りにくいので、カバーの最奥を狙い撃ちにするのも難儀になりましたが、できるだけ丁寧にクランクを巻き続けます。
1周まわって反応ナシでしたが、少しの間風が止んで陽射しが強くなったので、風裏で日向・ここで出なかったらもうダメというストレッチへ移動。
私は相変わらず試作品SB63MRのグリーンシャッドです。
岸際のカバーの最奥にクランクを入れて、朝と同じくハンドル一回転後にロッドワークでホバリングさせていると、後ろから出てきました。
ちょっといいサイズっぽいです。
食って、反転したのでハンドルを巻きつつ聞き合わせです。
なんか太いです。
引きの強さもいい感じです。
ここで甲佐さんが「こっちの池は赤じゃないんやなあ。白系?」とこれまたNL55MRと同時に作ったNL60MRに変更。
こんなのです。カラーもこれ。 ※写真は2年前のもの
これを先ほどのスポットのすぐ隣へ、スローで巻いているところに来たそうです。
かなりデカそうです。
先ほどのバスと同じかそれ以上です。
ネットを出して掬う直前に痛恨のフックアウトでしたが、3年ほど前に2人で2キャスト連続50オーバーというのがあったのを思い出しました。
その年は2人ともかなり調子が良かったのですが、今時まさかということが起きたのではっきりと覚えています。
それがまた起きるとはさすがに思っていませんでしたので、獲り切れなかったのは私も非常に悔しかったです。
今回の釣行で、春は赤いルアーというのはアリ、クランクを使う者同士でも、狙うバスが同じペアリング前の太いメスでも人によって狙い方や結果が変わるということを実感しました。
特に後者、しっかり私の頭と体に刷り込んでおきました(笑)
今回は風と気温に悩まされながらも、かなり良い仕事が出来たとホクホクしながら帰路につきました。
甲佐さんありがとうございました。
またでっかいのを釣りに行きましょう。
それでは皆さん良い釣りを(o^-')b
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