3月末 テスト釣行・今年の春は少し遅いのかもしれない

数日前と昨日、午前中だけ仕上がったクランクのスイムテストのついでに試作品等のテストに行ってきました。

 

↑これは自宅の庭です。いつの間にかツクシが勢力を拡大しておりました。

 

数日前の釣行では2か所、いずれも日照時間の短い野池に行き、1周するごとに岸際から徐々に深いレンジを探るように変えていく、といった方法で現在のバスのポジションと行動を見ることにしました。

 

で、岸際もしくは浮いてきて食うレンジにいるかというと気配すら無いといった塩梅で、これは一段下かそれ以上に深いところで、どうかするとスポーニングを意識した行動に入ってる個体がほとんど居ないんじゃないかと。

 

私の住む三重県中部は例年ならすでに良型が釣れだしている時期なのですが、今年はなんだか遅れているような気がします。

 

では、各エリア別に一段下のコンタクトスポットを探してみるかと、まずは分かりやすい『広めのシャローエリアの中で、少し深いところに沈んでいる障害物』を狙ってみると

30㎝ぐらいですが、太く綺麗なバスが出てくれました。

 

サイズ的にスポーニングに向けてここに居た、というよりもフィーディング目的で出てきたけど、ここでどうしようか迷ってる、といった印象です。

 

ルアーは先日完成したFL62DRのレッドホットタイガーで、『春は赤系』を今年こそは体感したいと作ったものです。

 

水深約1.5mのボトムをタップしながら障害物(沈木)に接近、FLが浮かないように跳ねさせないようにゆっくりと枝を乗り越えさせたところでフッと抵抗が無くなるバイトでした。

 

この後、スポーニングで入ってきそうなルート上の障害物やボトムの地形変化を探してみましたが不発。

 

ならいっそ日当たりの良いベタベタのシャローなんかはどうなんだろうと池を移動してみると

 

ホントにいました(笑)

 

ミスバイトに終わりましたが、HP502の試作カラー・デルタクローをロッドティップの15㎝手前まで追いかけて水面を割って出ました。

◆HP502 デルタクロー

とにかく赤系で釣りたいんです(笑)

 

 

池によって水温の上がり方は違いますが、大体バスの季節的進行具合はこんなかんじと掴めました。

 

そして昨日、いつもの実験野池で完成したクランク達のスイムテストをした後、池を移動。

 

状況がよりはっきりと分かりそうな池で、昨年の春に良好だった使い方でまずは岸際から。

 

↓ こんな使い方です

https://i-koubou.amebaownd.com/posts/5870424 


水深が1mを切る浅い場所でHP60のレッドタイガーをゆっくり巻いていると食ってきました。

 

が、どうにも追い切れていないようで、フックが刺さるほど吸い込んでいないようでした。

 

一瞬見えた魚体から察するに小さく見積もって45㎝ぐらいはあったかと。

 

水温があと1℃高ければと、かなり悔しい思いもありましたが、平常心で続けます(笑)

 

1周して、やはり1段もしくはそれ以上に深いと考え、沖にあるウィードエッジを狙ってみることにしました。

 

ちょうど目の前にシャローとディープの境目にあるウィードエッジという、ありがたいポイントがあるので(水中なので見えはしませんが)、エッジの正確な位置を探った後、際どいラインをCATHERINE75HT-DRのクラウンで通してみると

51.5㎝が出てくれました。

 

やれ嬉しや(笑)

 

このサイズがこんなところで出るということは、例年に比べて相当遅れてるのが確定です。

 

もう少ししたら上に貼った使い方が効いてくるので、それまでは我慢です(笑)

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b



I工房

野池から琵琶湖、トーナメントで使える高性能なクランクベイトを目指して作っています。 ここでいつでも在庫を見られるようにと思い、HPを作りました。 バルサ製のハンドメイドクランクというと敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたいと思います。

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