6月25日 試作品FL62DRのテスト(だったはず)

試作品FL62DRが急遽必要となったので、1個だけを先に組み上げてチェックに持って行きました。

 

先日、まとまった雨が降ったのと、アフタースポーンの回復していないバスがどれぐらい追ってくるのかいささか不安でしたが、朝イチに向かったのは滅多に行かない数釣り向けの野池。

 

普通なら良型の可能性の高いところに行くのですが、どの池もウィードが生えそろってきて正確に試作品の潜行深度をチェックできないので、釣れるかどうかよりも先にチェック項目を全部確認してしまおうということです。

 

実釣の前に3m~3.3mラインを調べて、試作品FL62DRの潜行深度を調べてみると、3.3mまではボトムに触れます(ラインはフロロ14lb)。

 

ウッドカバーに突っ込んで回避性能も見ましたが、フラットサイドと言えどリップが大きくなっているのでMRよりも更に良好です。

 

アクションはSRモデルに近い、タイトでヌルヌルしたもので、浮上時にはややテールアップ姿勢になりシミーロールとウォブルの混ざったようなかんじです。

 

ギリギリの超低速ではウォブルに加えて、軌道を左右にふらつかせます。

 

レスポンスも良いので、MR同様ジャーク等のロッドワークにも良い反応を見せます。

 

ざっと調べて、まだ強く流れているインレットに入れてスローに巻いていると、何やら小さな魚がアタってくるので一度見えるところまでホバリングさせながら浮かせてみると、なんとウグイでした。

 

山の中にある池なので居るだろうとは思っていましたが、結構な数で群れになって付いてきてました。

 

久々に見るリアルウグイカラーはなかなか良いもので、手に取ってみたくなり、しばらくバスそっちのけでウグイを追い回していましたが、いつの間にか群れごと居なくなってしまいました。

 

それにしても暫くぶりに来てみたこの池、個体数が減ったのかと思うほどバスが見当たりません。

 

フックに掛からないほど小さな個体は居るのですが、クランクで釣れそうなサイズのバスがまったく出てきません。

 

ということで池を移動です。

 

しかも、こんな状態なので止めとけばいいのに10年ぶりに小さいバスしか釣れない池に『まあ、たまには行ってみようか』と(笑)

 

それにしても暑いです。

 

日向はもうそこに居るのが嫌なぐらい暑いです。

 

暑かっただけなので、ここと次の池については省略します(食ってはきました)。

 

最後に、やっぱり第一実験場に(笑)

 

試作品FL62DR、いいかげん釣ってしまおうとボートを出してしばらくして『ゴンッ』と食ってきました。

 

小さいのが。

 

バイトの衝撃はしっかりしてましたが、あっさりフックアウト。

 

もう今日はダメかもしれんな、と。

 

そう、この時期はポロリ病が発症するので絵になる一匹の為にとんでもなく苦労するのです(笑)

 

まあ、アフターでバイトが浅くなっているだけなんですが。

 

1周だけ試作品FL62DRだけで通して、それで掛からないなら昔作ったスイッシャーかなと。

 

なんでやねん、という声が聞こえてきそうですが、この時期は移動距離の少ないトップウォーターか、クランクなら中途半端なものではなくサイズが大きいとか、出力の強いものを選ぶと良い結果が出ています。

 

今回はこれでとにかく釣ってしまおうということです。

 

もう暑くてたまらんのでさっさと釣って、帰ってシャワー浴びて寝たいのだよ。

 

好きでやってることですが、仕事なのでこんな時もたまにはあるわと(笑)

 

で、スイッシャーにしたらあっという間に釣れました。

 

説明が雑すぎるやろと思うほど、それはもうあっさりと(笑)

 

たまにはクランク以外のルアーも使います、の44㎝。

 

あまりにも自作のクランクしか使わないので、他のルアーを使っているイメージが無いとはよく言われますが、元々はなんでも使うので、たまにクランク以外で釣ると楽しいです。

 

最近は音の出るトップと言えばポッパー、スイッシャーはそれこそ棒引きするようなのがスタンダードみたいになってますが、私は自分で調整したりきちんと操作するタイプのペンシルベイトやスイッシャーが好きです。

 

こういうタイプのトップウォータープラグもそのうち作りたいものです。

 

ルアーだけでなく、ロッドもリールもラインも自分一人で作りたいところですが、人生を3回ぐらいやり直さないと実現しなさそうです(笑)

 

1匹良いのが出たので、深いエリアでこれも試作品のCATHERINE75SL-DDRでもう1匹、きちんとクランクで仕事をしようかと。

 

ヒシモがかなり生えてきましたが、ダイビングクランクを通せるコースはまだいっぱいあるので、ある程度塊になっているパッチを探してはギリギリを通していると、パッチから飛び出してきました。

 

これは43㎝

 

それほど力は入ってないのですが、なんか思いっきり押さえつけているように見えるのがなんとも。

 

この後、もう一度 試作品FL62DRを投げ続けましたが、やはりバイトはあるものの掛からないとかすぐにバレるとかで、かなり神経が削れました(笑)

 

バスのコンディションが完全に回復するまではこういったセオリーに沿った釣り方をするのが良いのかもしれませんが、無理やりにでも釣れるクランクであるとかテクニックでなんとかしてやりたいものです。

 

自宅に戻ってシャワーを浴びて、さあ寝ようかと思ったらエアコンの調子がどうもおかしいです。

 

で、しかたなく起きて(暑くて寝られない)この記事を書いている次第です(笑)

 

寒いのは服や布団を増やすことで対応できますが、暑いからと言って皮を剥いでも涼しくなるわけではないので、人間も不便なものです(笑)

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b

 


 


 



 

 


 

 



I工房

野池から琵琶湖、トーナメントで使える高性能なクランクベイトを目指して作っています。 ここでいつでも在庫を見られるようにと思い、HPを作りました。 バルサ製のハンドメイドクランクというと敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度試していただきたいと思います。

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